旅行の計画
A to Z風習と伝統
部族の居住地で歓迎を受ける時、「クチューム」(部族習慣)を行うのが一般的です。これは、ホストにいくつかの言葉を述べ、小さな贈り物を捧げることです。ニューカレドニア、特にカナック文化圏では、習慣と伝統が重要な意味を持っています。
インフラ(道路、病院など)
ニューカレドニアはフランス領で、安全で発展した観光地であることが保証されています。またヌメアは世界でもトップクラスのインフラと病院を誇り、道路網もよく整備されています。
車椅子を利用する方
ヌメアは車椅子の方が比較的行動しやすいエリアですが、他の地域では特別な支援が必要になるかもしれません。
お子様連れの旅行
ニューカレドニアはお子様同伴でも安全な旅行先です。家族でのご旅行に、お子様も楽しめるアクティビティが豊富なニューカレドニアはいかがですか?
宿泊施設の種類
ニューカレドニアには、国際基準を満たした質の高いホテル、ロッジ、ジット(ゲストハウス)があり、快適な滞在を求める旅行者に対応しています。自然に囲まれたユニークな宿泊体験をご希望なら、ブッシュでのホームステイや部族滞在、エコ・フレンドリーなホテルやゲストハウスなど、さまざまな選択肢があります。
料理の特色
ニューカレドニアの料理は多種多様な居住民を反映して、フランス、メラネシア、ポリネシア、アジアの伝統料理の要素を取り入れています。イモ類(ヤムイモ、タロイモ、キャッサバ、サツマイモ、ポワンゴバナナ)を使ったカナックの伝統料理ブーニャが名物です。これは、イモ類と、鶏などの肉類または魚やエビを、ココナッツミルクと一緒にバナナの葉で包み、カナックオーブン(地面に掘った穴に、焼いた熱い石を敷いたもの)で2~3時間蒸し焼きにした料理です。他に、鹿や地元のマグロ、あまり知られていませんがイルデパンのビュリーム(エスカルゴ)などの料理も、滞在中に味わえる名物料理です!魚、エビ、ロブスター、カニ、イノシシなどのグリルも楽しめます。
営業時間
ニューカレドニアのお店は一般的に午前9時か10時に開店し、午後5時か6時に閉店します。昼食は通常午前11時半から午後1時の間、夕食は午後7時から9時の間です。営業時間を延長している店もあります。週末は地元の人が田舎や海岸沿いへ出かけるため、市街地は閑散としていることを心に留めておいてください。
ドローン
ドローンを持参して旅行する予定がある場合は、事前に航空会社に連絡し、ニューカレドニアの現地当局に通知してください。航空安全規則を遵守し、プライバシーを尊重する限り、レジャーでドローンを使用する場合は到着時に許可を受ける必要ありません。ただし、島々を含む特定の地域では使用制限がある可能性もあります。
危険な動物
ニューカレドニアの手つかずの島々には多種多様な野生動物が生息しています。デング熱の感染を防ぐために、蚊から身を守りましょう。また、海では安全規則に従い、安全で楽しい体験をしましょう。
- ニューカレドニアへの旅行にはどのくらいの日数が必要ですか?
ニューカレドニアは長い週末、短い休暇、長期滞在のどれにも理想的な旅行先です。東京(成田)から直行便で8時間半で、非日常の世界が広がります。
- ニューカレドニア旅行の予算はどれくらいと考えれば良いですか?
ニューカレドニアは年間を通して過ごしやすい気候で明確なハイシーズンやローシーズンがなく、物価は安定しています。ヌメアではサービスの質が高いため、また輸入品はコストがかかるため、若干高くなることがあります。一般的に首都ヌメアは他の地域に比べて物価が高めです。ニューカレドニアでチップは不要です。
- 予算を抑えてニューカレドニアを旅行するためのヒントは?
- 前もって予約しておきましょう。特に地元の学校の休暇期間(12月と1月)以外は、早めの予約をお勧めします。
- ホームステイやサービスアパートメントを利用すると、より低予算で楽しむことができます。
- 自然を利用したアクティビティや子供向けのオプションを探しましょう。
- 地元の特産品を購入し、新鮮な旬の食材を使った料理を楽しみましょう。
- スーパーマーケットでフランス産のワインやチーズを購入して味わいましょう。
- 旅行に最適な季節は?
ニューカレドニアは一年中快適な気候です。
- 涼しい季節は4月から11月までです。この時期は、夜は涼しく日中は穏やかな晴天が続き、屋外でのアクティビティに最適です。気温が20℃を下回ることはめったにありませんが、長ズボンや薄手のセーター、カーディガンなどを持参するとよいでしょう。
- 暖かい雨季は11月から3月までで、ラグーンやビーチ、島々を満喫するには最適です。雨や日差しから身を守れる、軽くてカジュアルな服装がこの季節にはぴったりです。
ニューカレドニアへの行き方
パスポートとビザ
飛行機、船、クルーズ船、どの手段で到着しても同じルールが適用されます。旅行者は有効なパスポートと、国籍によりビザが必要な場合はビザを提示しなければなりません。
税関とバイオセキュリティ
ニューカレドニアは他の太平洋諸島と同様、島の農業と自然のバランスを守るため、生鮮食品と植物の輸入を禁止しています。輸入禁止品目には、チーズ、肉の加工品、植物製品、種子、植物、花が含まれます。タバコ、アルコール、コーヒー、香水には持ち込み制限があります。また、大アサリやカメの甲羅など、ニューカレドニアで保護されている動植物を手荷物として持ち出すことも禁止されています。
両替
パシフィック・フランは日本の主要空港で両替できるほか、ニューカレドニア到着後、ラ・トントゥータ国際空港内の外貨両替所や市内の銀行などで両替することができます。空港内の両替所は飛行機の到着時間に合わせて営業しています。また、銀行などは月曜日から金曜日まで、通常午前7時30分から午後3時45分まで営業しています。両替には身分証明書が必要で、手数料は銀行によって異なります。
ニューカレドニアには1つの国際空港とヌメア、本島各地、離島に国内空港がいくつかあります。ヌメアのラ・トントゥータ国際空港は世界基準を満たしており、レンタカー、免税店、レストラン、シャトルバス、両替、Wi-Fi、ラウンジなどのサービスを提供しています。空港へのアクセスや空港からの出発には、シャトルバス、タクシー、プライベートドライバー、レンタカー、バスなど、さまざまな交通手段が利用できます。ヌメア市街地から程近いところにあるマジェンタ空港は、グランドテール、イルデパン、ロワイヨテ諸島への国内線を運航しています。
ニューカレドニアでは、海上でも3G/4Gの通信が可能です。旅行中のインターネットアクセスを確保するには、到着時にSIMカードの入手またはポケットWi-Fiのレンタルを検討してください。ほとんどのホテル、バー、レストランでは信頼性の高いWi-Fi接続を提供しています。費用対効果の高い通信手段としては、インターネット経由で電話をかける方法があります。
ニューカレドニア領内での移動
離島やグランドテール北部に行くには飛行機が一番早い方法です。往復運賃は約20,000円ほど。エール・カレドニーは、マゼンタ空港からコネ、トゥオ、イルデパン、ロワイヨテ諸島などに毎日運航しています。また、エール・ロワイヨテはグランドテールのヌメアとクマックから、ロワイヨテ諸島ティガ島への便を運航しています。
ヌメアを出発する高速船ベティチョ2フェリーは、イルデパン、マレ島、リフー島、時にはウベア島などを巡ります。イルデパンへの船旅は、ラグーンや風景を楽しむユニークな体験と手頃な価格を提供します。
グランドテールや島々を観光するには、レンタカーが一番便利です。レンタカーの料金はオーストラリアやニュージーランドと同程度で、運転規則はフランス本土と同じです(右側通行です!)。レンタカーを借りるには、通常21歳以上で運転免許を2~3年取得している必要があります。
ヌメアでは、チューチュートレインや乗り降り自由なホップ・オン・ホップ・オフ・バスを利用して観光することができます。長距離の移動には、都市バス路線のネットワークが整備されています。ヌメア市内の移動にはタクシーもご利用いただけます。
ニューカレドニア観光のガイドとして、英語を話す現地の専属ドライバーをご利用ください。彼らはニューカレドニアの街やアトラクションについて貴重な見識を提供してくれます。詳細は観光局でお尋ねください。
ニューカレドニアには、あらゆるレベルに適したハイキングコースがあり、ウォーキング、サイクリング、乗馬などで楽しむことができます。これらのハイキングコースは、手付かずの田園風景と魅惑的な景色を堪能する機会を与えてくれます。
ニューカレドニアには滞在中に見逃せない体験があります。本物の出会いを満喫し、たくさんのアウトドア・アクティビティに参加し、島々のリラックスしたペースに身を任せる…これらのアクティビティを楽しむコツは余裕を持って予約することです。以下はニューカレドニア訪問をより良くするためのヒントです。
- 地元の人々と触れ合う
- アウトドアアクティビティに参加する(ウォータースポーツ、ボードスポーツ、フィッシング、ハイキング…)
- 部族の伝統料理やブルサードのバーベキューを楽しむ
- 地元のお祭りに参加する
- 自然と触れ合う
- 島のモットー「カルぺディエム(Carpe Diem – 今を楽しめ)」を受け入れる