ボタ・メレ展望台、村、山を望むニューカレドニア、ティオのコミューンの航空写真。ティオ市
©ティオ市|Oneye Production

群島

ニューカレドニア

ユネスコ世界遺産に登録されたラグーン、平野の風景、雄大な山々、守られてきた伝統など、ニューカレドニアはあなたを太平洋の中心へのユニークな旅にお招きします。ニューカレドニアの地理的特徴についてご紹介しましょう!

太平洋の真ん中に浮かぶ

フランス領の群島

面積18,564㎢のニューカレドニアは、広大な南太平洋の中で、オーストラリアの巨大な島々と、メラネシアやミクロネシアを構成する何百もの島々や群島との間に位置しています。そこにはさまざまな風景があります。フランス本土から17,000km離れたニューカレドニアは、世界地図ではオーストラリアの東、ニュージーランドの北に位置する小さな土地です。太平洋の真ん中にあるこの小さなフランスの一部は、フィジーとバヌアツという近隣の島々に囲まれています。地図を少しズームするだけでニューカレドニア諸島の輪郭と紺碧のラグーンがわかるでしょう。ニューカレドニアはその大きさ、類まれな風景、そしてさまざまなアクティビティを可能にする温暖な気候で訪れる人々を驚かせます。

群島に関するよくある質問
  • ニューカレドニアは国ですか?

    地球の反対側ですが、ニューカレドニアはフランスの一部です。フランス領ポリネシアやワリス・フツナと同様、海外集団(COM)として認められています。しかし、ニューカレドニアはある程度の自治権をもつ特別な地位を享受しています。この特別な地位は1998年に調印されたヌメア協定に由来しています。

  • アクセス

    日本からニューカレドニアまでは直行便でアクセスできます。天国に一番近い島は日本からたったの8時間半!日本との時差も2時間で、所要時間も体への負担も少なく到着することができます。この群島の隠れた宝を見つけるには、長めの日数での滞在をお勧めします!ニューカレドニアに就航している航空会社、航空券の料金、ペット同伴旅行や船旅の可能性については、「A to Zから旅行を計画する」および「ヌメアへの航空券」のページをご覧ください。

探検すべき広大な領域

ニューカレドニアの本島グランドテールは、南北約400km、東西約50km。南北では東京から神戸までの距離に相当します。この群島には140を超える島々があり、その中でも最もよく知られているのは、南にある荘厳なイルデパンと東にあるロワイヨテ諸島(ウベア島/リフー島/ティガ島/マレ島)です。隣接する島々と合わせると、総面積は18,500km²に達し、日本で言えば四国と同じくらいの面積となります。人口の半分以上が首都とその近郊のグレーターヌメアに住み、残りの領土は32のコミューン(人口7,000人未満の村)で占められています。さまざまな大きさと多様性に富んだ群島は、のどかでひとけのないビーチ、野生動物観察の絶好の機会、整備された道路、地元の人々との本格的な交流を提供する最高の観光地となっています。

ご存知ですか

ロワイヨテ諸島最大のリフー島(1,207㎢)は沖縄本島(1,199㎢)とほぼ同じ面積です。

発見すべき無限の風景

カレドニア群島の探検は、車、バス、飛行機、船、自転車などで楽しめます。ほとんどの旅は、首都ヌメアから車で45分のラ・トントゥータ国際空港から始まります。国内線のマジェンタ空港はヌメアのダウンタウンにあり、ロワイヨテ諸島、イルデパン、グランドテールのさまざまな目的地に就航しています。船で島めぐりもできます。内陸部の観光には、レンタカーが便利です。整備された道路は移動が楽で、自分のペースで自由に観光を楽しめます。好みや予算、旅行プランにもよりますが、自然スポットまでの距離や遠さには留意してください。滞在を効率的に計画するには、「現地での移動手段」のページをご覧いただくか、休暇のプランニングに便利なツール、ケディア・プランナー(Këdia planner)をご利用ください。

ニューカレドニアの交通

カレドニア群島の探検は、車、バス、飛行機、船、自転車などで楽しめます。ほとんどの旅は、首都ヌメアから車で45分のラ・トントゥータ国際空港から始まります。国内線のマジェンタ空港はヌメアのダウンタウンにあり、ロワイヨテ諸島、イルデパン、グランドテールのさまざまな目的地に就航しています。船で島めぐりもできます。内陸部の観光には、レンタカーが便利です。整備された道路は移動が楽で、自分のペースで自由に観光を楽しめます。好みや予算、旅行プランにもよりますが、自然スポットまでの距離や遠さには留意してください。滞在を効率的に計画するには、「現地での移動手段」のページをご覧いただくか、休暇のプランニングに便利なツール、ケディア・プランナー(Këdia planner)をご利用ください。

旅行プラン&ロードトリップ

カレドニア群島の美しさを発見するために、自分で車を運転する旅程を組めば、旅をカスタマイズすることができます。また多くのサービス・プロバイダーが、経験豊富なドライバーによるガイド付ツアーを提供しており、あなたの興味や好みに合わせてご案内しています。

生物多様性の世界的ホットスポット

世界最大級のラグーンへようこそ!グランドテール周辺にはニューカレドニアのバリアリーフがあり、オーストラリアのグレートバリアリーフに次ぐ世界第2位の大きさで、全長1,600km、24,000km²のラグーンに接しています。ご存知でしたか?ラグーンの6つの地域(すなわち15,000 km²)がユネスコ自然遺産に登録されています。グランドテール、ブーライユ、ポエ、ラ・フォア周辺の西側、北東沿岸地域、イルデパンとウベア島の環礁周辺です。カレドニアン・ラグーンの類まれな生物多様性は、自然の健全さを証明しています。350種以上のサンゴと1,600種近くの魚が生息しており、スキューバダイビングの好適地として世界的に有名ですが、カレドニアの海底はマスクとシュノーケルだけでも満喫できます。この海の宝物は、すばらしい機会を提供してくれると同時に、公的機関、地元の人々、そして観光客に、自然遺産を保護する責任を共有することを求めています。

類まれな固有動植物

面積20,000 km²のニューカレドニアには、3,500種以上の植物、4,300種以上の動物、1,000種以上の魚類が生息しています!2億5千万年前に分裂した古代ゴンドワナ大陸の断片であるこの群島には、多くの種が保存されています。ハイビスカス、フランジパニ、フランボワイヤン(ホウオウボク)、ヤシの木、巨大シダ、ニアウリなどの熱帯植物や、一部の科学者が「生きた化石」と表現する1億3千万年以上前の開花植物であるナンヨウスギやアンボレラなどの固有種が存在することで、ニューカレドニアの植生の独創性を説明することができます。ご存知でしたか?ニューカレドニアでは植物相の80%が固有種です。科学者たちは、まだ200~300種が発見されていないと推定しています!

野生動物を観察する

当局や地元住民による積極的な環境保護のおかげで、多くの動物を自然の生息地で簡単に観察することができます。ニューカレドニアには多くの種類の鳥が生息しており、首都でも鳥のさえずりを聞きながら散歩するのはとても楽しいものです。142種のうち22種がニューカレドニアの固有種です。陸上動物にはカグー、ウベアインコ、ノトゥ、ルサジカ、トリコレイエ(シマウミヘビ)、オオコウモリなどがいます。ラグーンには色とりどりのサンゴ、熱帯魚、カメ、イルカ、サメ、ジュゴン、ザトウクジラなどが生息しています。

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