クリスマス・イルミネーションを楽しむ
ヌメアでは、11月中旬から12月上旬にかけてイルミネーションが点灯し、祝祭の幕開けとなります。ぜひ、街を散策し、シトロン湾(Baie des Citrons)、アンスバタ(Anse-Vata)、オルフェリナ湾(Orphelinat)沿いの湾岸通りや主要な幹線道路、セント=マリー小島(l’îlot Sainte-Marie)、そして市役所が1か月にわたる無料の祝祭イベントを開催する、華やかに装飾されたココティエ広場(Place des Cocotiers)に施された魔法のようなデコレーションをお楽しみください。
クリスマスには、ヌメアの住人も自宅やバルコニーを飾り付け、この街の魔法のような雰囲気に参加し、誰でも見学できる一般公開も行っています。開花シーズンを迎えたホウオウボク(flamboyants)も、その見事な赤い衣をまとい、この祝祭を楽しみます。
ヌメアを発見する魅惑的な旅へ
いざ、出発ヌメアのお祭り気分を最大限に楽しむために、複数の業者が街中で周遊ツアーを企画しています。
中でも、Lyvaï(リヴァイ)またはNouméa Double Deckers(ヌメア・ダブルデッカーズ)が運行する、有名な「クリスマスのプチ・トレイン(Petit train de Noël)」ツアーを特におすすめします。このツアーでは、1時間半の散策で、シトロン湾やアンスバタといったビーチサイドや、市街のイルミネーションに彩られた通りを巡ります。
ツアーの最後は、「サンタクロースの家(Maison du Père Noël)」を訪れ、恒例のキャンディの配布が行われます。(今年はヌメアでのプチ・トレインのイベント運行はありません)アンスバタにある「サンタクロースの家」は、マルタン夫妻によって情熱的に装飾され、30年以上にわたり一般公開されてきたもので、ヌメアの住人に非常に親しまれ、毎晩行列が出来ています。
自家用車で移動できる方であれば、ヌメア郊外(ダンベア、モン・ドールなど)にある装飾された他の家々が、クリスマス以外の祝祭期間(復活祭やハロウィンなど)にも、無料で一般公開をしています。
夢のような催しを堪能しよう
ヌメアのサンタの郵便受け12月になると、ココティエ広場は、 12月14日から24日まで市が主催する祝祭イベント「ヌメア・フェエリー(Nouméa Féérie)」に合わせて賑わいを見せます。このフェスティバルでは、子供向けのスペクタクル(公演)や、ミュージカル、即興劇、ストリートパフォーマンスなど、多岐にわたる種類の催し物が展開されます。その前後に、広場全体を12月31日まで毎晩照らす「光のフェスティバル(Fête de la lumière)」を堪能することができます。
12月24日の夜に祝われる、ココティエ広場へのサンタクロースの到着イベント(市長による街の鍵の贈呈、光のパレード、音楽など)は、家族連れに非常に人気があります。
この祝祭の月(12月)を通して、移動(歩行)が困難な方のためのスペースも確保されています。
文化施設(美術館、コンセルヴァトワール、ラグーン水族館など)での幻想的なスペクタクル、市立プールでの家族向け映像上映会、さらにコンサート、合唱団、公園、歴史遺産の敷地、商業施設での宝探しゲームなど、クリスマスには祝祭がヌメア全域に広がります!
これらの催し物の大半は無料で、多くは屋外で行われます。これにより、人々は美しい晴天の後の爽やかな夜、家族や友人と一緒に、自然の中で終日イベントを楽しむことができます。
オリジナリティー溢れるグルメなギフトを探そう
年末には、広場、公園、ブティックの庭、ショッピングモールの通路など、ヌメアのあちこちにクリスマス・マーケットが登場します。これらは楽しい散策の機会となるだけでなく、「ル・カイユ(Le Caillou)」(ニューカレドニアの現地での愛称(小石の意)の職人や美術工芸家たちによるユニークな作品や、クリスマスの食卓を彩る特別な食材を見つける絶好の機会です。食材としては、新鮮な伊勢エビや天使のエビ、魚、トロピカルフルーツから、現地のノウハウを活かして加工された美味な品々(鹿肉のシャルキュトリー、アチャール、ジャム、蜂蜜加工品、ココナッツキャンディなど)までが並びます。
ヌメアのマルシェのように、フランスの伝統技術を受け継ぐ多くの著名な菓子職人やショコラティエたちが店を構え、クリスマスの甘いお菓子や菓子類も豊富に揃います。
トロピカルな雰囲気で
新年を迎える
MVラウンジの夕べ、ヌメア
ヌメアのシトロン湾のバーでの夕べ新年は、ニューカレドニアの誰もがお祝いする一大イベントです。
ヌメアのレストランで美味しいディナーを楽しんだ後は、ヌメアのバーやクラブ(MV Lounge、La Barca、Bodega、XO Clubなど)が提供する多彩な年越しイベントから、あなたの過ごしたい一夜を選びましょう。これらのスポットでは、毎年必ず思い出深い形で新年が迎えられます。
ユニークで忘れられない体験をしたいなら、ビーチ沿いで開催されるパーティー(キャナー島、クエンド・ビーチなど)に足を運び、砂浜に素足で立ち、トロピカルな雰囲気の中で大晦日の夜を過ごしましょう!
今年の新たな試みとして、1月1日(元旦)には、サント=マリー湾の人工小島前で、子供から大人まで、新年を祝う壮大なサウンド&光のスペクタクル(ショー)が行われます。
体験を最後まで満喫するために、サンタ帽を被って海に入ることを強くお勧めします!
これは楽しくてユニークな瞬間となり、水中で簡単に見ることができるウミガメ、イルカ、熱帯魚など、サンタクロースに愛される生き物たちとの出会いと同様に、忘れられない思い出を残すでしょう。
さあ、ニューカレドニアの太陽が降り注ぐ熱帯の地で、夢のような祝祭(クリスマス・年末年始)を過ごしませんか?















