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©JC Robert

ロシュペルセとタートルベイ

ブーライユ

西海岸とブーライユを代表するシンボルであるロシュペルセビーチは、長さ3kmの火山砂でできており、地元のサーファーやボディサーファーに愛されています。夕日の美しさは格別です。そのすぐ近くには、ナンヨウスギ、金色の砂浜、石英の岩に挟まれた美しい小道で最初に足を停めるタートルベイがあります。私たちはここでニューカレドニアを象徴する伝説を聞きながら、リラックスしたり、散歩したり、ピクニックを楽しみます。

ロシュペルセとタートルベイはブーライユのコミューンにあり、ラ・トントゥータ国際空港から117km、ヌメアから162kmです。この2つの観光地へはレンタカーで行くのがベストです。ヌメアからニューカレドニア全土を南から北へ縦断するRT1道路では約2時間かかります。もう一つの方法は、ヌメアからガイド付ツアーを1日単位で予約することです。ラ・トントゥータ国際空港または市街地からブーライユへの移動には、ブーライユ・シャトルサービスなどのシャトルバスが個人旅行、またはグループ旅行に対応しています。

  • ロシュペルセとタートルベイは自由にアクセスできます。ただし、遊泳は危険なので禁止されています。
  • マリンアクティビティーセンターでダイビングを楽しんだり、グリーン島へのエクスカーションに参加するのもよいでしょう。
  • サーフトリップができる宿泊施設は、ロシュペルセの近くにあります。サーフマニアの方は要チェックです!
楽しみたいこと7選

1.地元の伝説を知る

The Iconic Roche Percée
The Iconic Roche Percée
The Iconic Roche Percée

ロシュペルセの崖にそびえる奇岩「ボノム」は、まるで人が傾いたような形をしています。カナック語で「ブエ・タウエ(Boué Taoué)」と呼ばれるこの石英の一枚岩は、先祖代々の伝説の対象であり、この場所で亡くなった人は水中洞窟の入口をくぐって「死者の世界」に入ると語り継がれています。地元の言い伝えによれば、タートルベイから「死者の世界」に行くために波間に身を投げた死者の声が今でも聞こえると言われています…。ロシュペルセとタートルベイを結ぶトンネルがありますが、今は通ることはできません。

2.ネラ川河口の絶景を楽しむ

ネラ川はニューカレドニアの中央山脈から湧き出る川が水源で、西海岸のラグーンに流れ込んでいます。河口はロシュペルセのあたりで三角州を形成し、右岸と左岸があります。少し上流に足を伸ばすと、このユニークな景観を簡単に眺めることができます。中でも、ノートルダム・デ・フロット像のある場所はグアロ湾を見下ろす絶好の展望スポットで、ネラ川の河口、周囲の渓谷、ロシュペルセビーチ全体を見渡すことができます。また、スリーベイトレイルからもすばらしい景色を眺めることができます。

3.自然の不思議に思いを馳せる

タートルベイのシンボルといえば、奇岩「ボノム」でしょう。ロシュペルセにあるこの硬い石英の一枚岩は、波に削られて形作られたもので、その堂々とした姿は広大な海を見下ろすようにそびえ立ち、左側のビーチには波が打ち寄せます。このスポットからは、タートルベイとロシュペルセビーチを一望できます。夕暮れ時にはその色彩がこの場所にさらなる魔法をかけます。

4.ナンヨウスギの林でピクニック

ナンヨウスギが茂るタートルベイは、ピクニックに訪れるにはとても気持ちの良い場所です。潮の流れが危険なため遊泳は禁止されていますが、のんびり過ごすにはぴったりです。水場で水しぶきを浴びたり、砂浜に打ち寄せる小さな波を眺めたり。運がよければ、ウミガメの頭やジュゴンの背中を見ることができるでしょう。頭上にはアオサギやノスリが飛んできます。

ディラン・カレドニアン・ドリームディラン・カレドニアン・ドリーム
©ディラン・カレドニアン・ドリーム

ロシュペルセはその名にふさわしく、2つのビーチをつなぐトンネルを見ることができた。(中略)崖の上からは、サーファーを乗せてリーフ・パスに向かうボートも見えた。僕の次のスポットは?

ディラン・ヘア『カレドニアン・ドリーム、シーズン 2』より

5.スリーベイトレイルを歩く

奇岩「ボノム」の近く、ブーライユのロシュペルセから出発し、4kmの簡単なトレイルを散策すると、植物に守られた3つの小さな湾を発見できます。時には高台、時には浜辺の高さにあるビューポイントからは、ラグーン、奇岩、ナンヨウスギの美しいパノラマを眺めることができます。どの湾も独特の魅力があり、ラグーンの上で長居したくなります…。ハイキングは1時間半ですが、ピクニック用の食べ物を持参して、ゆっくり滞在するのもいいでしょう!

6.ビーチを歩く

ニューカレドニア唯一のビーチブレイク(サーフスポット)であるロシュペルセは、散歩にも最適な長いビーチです。潮の流れがあるためここで泳ぐのは危険ですが、ロールする波のきれいな写真を撮りたいものです。金色がかったピンク色の陽光が水面に反射する夕暮れ時にぜひ!

7.グルメ休憩

ロシュペルセのビーチ入口に位置するスナック「Marco&Co.」は、グルメな休憩にぴったりです。有名なハンバーガー(1種類はベジタリアン用)とおいしいフレッシュフルーツカクテルをお楽しみください。ここでは、市場の食材が調理されていますが、ゴミは分別されて鶏小屋のエサになっています。午後3時までのとても便利なサービスがあります。スナックのオーナーは、定期的に地元の音楽グループによるコンサートの夕べを企画しています。

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