この荒涼とした半乾燥の土地でも、ラグーンは決して遠い存在ではありません。クマックからプーム、ポアンガム、そしてボートパスへと続く壮大な道は、雄大な風景と孤立した部族地区の間を縫うように進みますが、決して海から離れることはありません。プームのラグーンとそのサンゴ礁はユネスコ世界遺産に登録されています。丘や平原には、野生の馬が水を飲みにやってきます。世界の果てにいるような感覚が、疾走する馬の蹄の音とともに蘇ります。陸も海も、ニューカレドニア北部は他の地域とは景色を一変させ、さまざまなアクティビティを通して変化を体験させてくれます!
ヌメアから車で幹線道路2号線に乗り、RT1号線を北上します。ブーライユまで2時間、その後コネまで3時間30分。さらに1時間30分でクマック、2時間でグランドテールのさらに北にあるプームに到着します。飛行機でコネまで行き、そこでレンタカーを借りることもできます。ヌメアかブーライユからガイドツアーがあります。長距離バスのライ(RAÏ)社がヌメア〜クマック間とクマック〜プーム間までは数本運行していますが地方道は運行していないので、現地での交通手段は事前に手配が必要です。
プームはニューカレドニアの中でも人が住む小島(バーバ島/ヤンデ島/タアニオ島/イェンゲバネ島)が最も多い地域ですが、同じくらい多くの無人島もあり、そのうちのいくつかは最近脚光を浴びました。2010年に撮影されたリアリティショーの『コー・ランタ』のシーズン2が、マラブー群島にあるこれらの小島のいくつかで撮影されたためです。クマックのフェアに比べると参加者は少ないものの、地元の畜産文化を代表する雌牛祭り(Fête de la génisse)が5月にコミューンで開催されます。未経産牛の串焼きから繁殖雄牛の販売まで、100%ブルサール文化のお祭りです!