テレンバ砦流刑地史跡、モインドウテレンバ砦流刑地史跡、モインドウ
©テレンバ砦流刑地史跡、モインドウ|Oneye Production

テランバ要塞を見学する

モアンドゥ

1871年にモアンドゥに建設されたテランバ要塞は、流刑地とカナックの反乱を目撃した歴史的記念碑です。ニューカレドニアの西海岸、ユネスコ世界遺産のラグーンを見下ろす高台にあるこの要塞は、マルゲリット協会によって長い時間をかけて丁寧に修復されました。流刑地時代の記憶を今に伝え、文字通り野外博物館として魅力的で情感あふれる場所となっています。ラグーンを見下ろすこの要塞で歴史の足跡をたどり、囚人たちの日常生活を追体験してみましょう。

テランバ要塞はヌメアから1時間30分のモアンドゥにあります。ヌメアまたはブーライユから車で、またはガイド付の日帰りツアーで行くことができます。レンタカーの場合は、ヌメアからRT1号線を北上、道路左側に要塞を示す標識を見つけたら道を外れ、1kmほど細い道を進むと無料駐車場があります。

  • テランバ要塞への入場は有料です(割引料金あり、8歳未満は無料)。
  • ガイド付ツアーは4名以上のグループでご予約ください。
  • 子供用に特別に考案された説明パネルがあり、ご家族連れにも最適です。
  • 屋外エリアでピクニックも楽しめます。ピクニックの用意をお忘れなく!
  • 開館時間は毎日午前9時から午後4時までです(12月23~25日、30日・31日、1月1日は休館)。
テランバ要塞で楽しみたいこと4選

1.植民地時代の歴史の足跡をたどる

歴史的遺産フォーテレンバ
歴史的遺産フォーテレンバ
歴史的遺産フォーテレンバ

テランバ要塞の主な建物は建設時の状態に修復され、牢獄、監視塔、外周壁、ギロチンなどで実際の様子を再現しています。要塞の2階から見学を始め、歴史的事実や当時の日常生活について詳しく書かれた大きな説明パネルをご覧ください。1878年の反乱を再現したフィルムやアニメーションを見たり、当時の生活がわかる牢獄などさまざまな場所を見学できます。独房では、囚人たちが収監されていた状況を知ることができます。

2.ガイドツアーに参加する

流刑地とニューカレドニア西海岸の開拓史を理解するには、当時の囚人や入植者の子孫である地元ガイドの説明を聞くのが一番です!4名以上のグループで予約すれば、ガイド付ツアーを利用することができます。ヒント:説明パネルは子供向けに特別に考案されています。テランバ要塞の訪問は、家族連れにとってもすばらしいお出かけとなるでしょう!

3.要塞の外を見学

テランバ要塞の外側も一見の価値があります。湾を見渡す絶景、建物の周りの赤いフランボワイヤン(ホウオウボク)を楽しめる屋外周遊路があり、刑務所内の建物や組織の全体像を見ることができます。説明パネルにはニューカレドニアの歴史を理解するための貴重な情報が満載です。また屋外エリアはピクニックにも最適です。

4.「音と光のショー」を鑑賞する

毎年6月、テランバ要塞で開催される「音と光のショー」は多くの観光客を魅了します。150人以上のエキストラが参加して、当時の住民の生活と植民地化を再現するショーが上演されます。当時の衣装を身につけた人々、馬、サーカス、最後の花火にいたるまで観客に感動を与えてくれます。事前に観覧席の予約をお忘れなく!次のショーがいつ行われるかは、アジェンダをご覧ください!

ヒント

夜間の長距離運転は危険なので、ショーの日は要塞の近くで宿泊しましょう。

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