ニューカレドニア、ロイヤリティ島のマレにあるシャバドランのテラス。シャバドランのテラス、マレ
©シャバドランのテラス、マレ|Ben Thouard - The Explorers

シャバドラン・テラス

マレ島

マレ島はニューカレドニアで最も神秘的な島です。ロワイヨテ諸島の多くの自然の宝庫の中でも、シャバドラン湾は、珊瑚の断崖、水の澄んだ入り江、熱帯植物に挟まれた壮大なパノラマをハイカーに提供します。マレ島に滞在するならシャバドラン・テラスのハイキングは欠かせません!性能の良い靴、帽子、飲料水を用意して、地元ガイドと一緒にお出かけください。

マレ島はグランドテールの東にあるロワイヨテ諸島のひとつで、ヌメアからは、国内線用のマジェンタ空港から40分のフライトで行くことができます。またベティチョ2というフェリーも数便運航しており、ヌメアのフェリーターミナルからの所要時間は4~5時間です。島を散策したり、シャバドラン・テラスに行くにはレンタカーが必要です。事前に予約しておけば、レンタカー会社がラ・ロッシュ空港かタディーヌ港へ車を届けてくれます。車のハンドルを握ったら、島の南東、クリネ村まで数kmドライブしましょう。エクスカーションの出発点であり、ここから冒険が始まります。最初はピックアップトラックで、次に徒歩で。

  • アボカド祭りにあわせてマレ島に行ってみましょう。忘れられない出会いが旅を彩ります。
  • ハイキングの前日には天候を確認し、必ず主催者にハイキングの開催を確認してください。
  • 周りの自然を尊重し、慣習的な土地に滞在していることを忘れないでください。
  • エクスカーションは有料です(現金持参をお忘れなく)。
  • 明るい木陰のトレイルで距離は短かめですが、少しテクニカルな道を歩くため、良い体調で参加しましょう。幼児、高齢者、妊娠中の方にはお勧めできません。
  • 珊瑚の岩の上を歩くので、足を保護できる靴をご用意ください。
  • 飲料水、帽子、日焼け止めクリームをご持参ください。
  • エクスカーションの所要時間は丸1日ですが、現地でのキャンプも可能です(予約時にお問い合わせください)。
シャバドラン・テラスで楽しみたいこと5選

1.海岸沿いのハイキング

シャバドラン・テラスへのハイキングには、クリネ族のガイドが専属で同行します。まず、広大なヤシノキ林の真ん中を送迎車(道に凹凸があり、車が上下動することも多いです)で登山口まで行きます。その後、一族のメンバーの案内で、サンゴの岩の上を2時間半ほどハイキングすると、最初に印象的な写真を撮れるポイントに到着します。ハイキングは平原と険しい崖の間を進んでビーチに到着し、岩にぶつかってくだける波の音が聞こえるほど海に近づきます。

2.天然のプールで泳ぐ

天然のプールといえばイルデパンのピッシンヌナチュレルが有名ですが、マレ島にもあります。灰白色の岩、白い砂、透明な水…。数km歩いた後に、水に浸かって体を冷やすのはとても爽快な体験で、この小さな楽園の一角には、ジャグジーのような天然の小さなプールがあります。すぐ深くなるので、最初の数m以上は泳がないよう注意しましょう。

3.クジラの季節に水平線を眺める

切り立った崖の上からの眺めは息をのむほど美しいだけでなく、7月中旬から9月中旬までのクジラのシーズンには、ホエールウォッチングの絶好のスポットになります。ザトウクジラは、ニューカレドニアの暖かい海に出産のためにやって来ます。双眼鏡があれば、ぜひご持参ください!

4.ユニークな環境で一休み

ハイキングの最初のピークに着くとすぐに、息をのむような絶景が待っています。海に向かって急角度で落ちこむ珊瑚礁の崖、白い砂の小さな岩場、緑を感じさせる熱帯の木々…。写真を撮れば、ニューカレドニア滞在で最も美しい一枚になるでしょう!

5.ビーチでピクニック

エクスカーションでは、海流から守られたビーチの魅力を楽しむために素敵な休憩が計画されています。泳いだり、のんびりしたり、岩の間を散歩したり、ヤシの木陰で食事をしたり、スタート地点に戻る前に身体を休めるのに最適です。

ひとことアドバイス:ビーチには何もないので、宿泊施設にお弁当を頼んで持参しましょう。

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