ニューカレドニアのGR® Southでのハイキング。GR® Sudでのハイキング
©GR® Sudでのハイキング|Terres de Lumière

ヤテで楽しみたいこと13選

ニューカレドニアのグランスッドに位置する、広大で生物多様性に富んだヤテ地域には、豊富な固有種を観察できる自然保護公園があります。また、赤土、多様な森、川、湖、活気に満ちたハイキングコースなど、ヤテは冒険家や自然愛好家にとって理想的な行楽地です。この人里離れた地ではカヤック、マウンテンバイク、ハイキング、淡水スイミングなどアウトドアアクティビティも盛んです。内陸部へ足を伸ばせば、ヤテの部族があなたを歓迎し彼らの日常生活を体験することができます。この魅力的なデスティネーションで楽しみたいアクティビティを厳選してご紹介します!

「沈める森」でパドリング

リビエルブルー州立公園の中心にある「沈める森(Forêt Noyée)」は、白化した無数のガムオークの幹がヤテ湖の水面から顔を出していることで有名です。この幽玄の風景を体験する最も魅力的な方法はカヤックで、特に月明かりの下での航行がお勧めです。公園内でレンタルできる道具を使って、この自然の驚異を自分のペースで漕いで行けるクラシックなカヤックの旅に出かけましょう。夜の帳が下りる頃、知識豊富なガイドに導かれながら満月の煌めきを追いかけ、リズミカルなパドリングに合わせて非日常的な体験をお楽しみください!

部族の歓迎を受け

ブーニャを味わう

ヤテに暮らす部族に温かく歓迎され、楽しい食事や宿泊の招待を受けましょう。カナックを象徴する料理として有名な「ブーニャ」の予約をお忘れなく!部族の女性の手ほどきを受けて、食材、カナック族の伝統的な調理法、芸術的な盛り付けなど調理に没頭してください。この親密な体験では、部族の日常生活についていろいろな質問をすることができ、貴重な交流のひとときを生み出します。さらにヤテ産のウズラや、タコやアサリなどの魅力的なシーフードなど、地元の他の名物料理も探究してみましょう。

赤土の大地をマウンテンバイクで駆け抜ける

リビエルブルー州立公園の鮮やかな赤土のトレイルをマウンテンバイクで走りましょう!家族連れから熱心なサイクリストまで楽しめるこの多様なトレイルは、ガムオーク、カオリなどこの地域特有の植物で彩られた風景の中を曲がりくねりながら進みます。公園では、大人用・子供用のマウンテンバイク、トレーラー、電動自転車、タンデム自転車など、さまざまな用具を借りることができ、誰もが楽しめるようになっています。公園の入口にあるトレイルマップを見て、自分のスキルレベルや好みに合わせてトレイルを選びましょう。公園内をくまなく探検するなら、マウンテンバイクとカヤックを組み合わせることをお勧めします。

自然環境の中で

カグーを観察する

ニューカレドニアの象徴的な鳥であるカグーは、リビエルブルー州立公園内に最大の生息地があります。絶滅の危機に瀕しているカグーを守るための保護活動が活発に行われ、毎年、公園内の個体数は増加しているので訪問者がこのユニークな鳥を目撃する機会は十分にあるでしょう。一般的な鳥とは異なり、カグーは空を飛べず地上に営巣します。バードウォッチングをより楽しむためには、このユニークな鳥を見つけたり、鳴き声を聞きわけたり、観察を手助けをしてくれる鳥類専門家が案内するガイド付ツアーを予約しましょう。

ワディアナの滝で

水浴び

ゴロ村から南へ向かい、ヤテからプロニーへ向かう道は魅惑的なワディアナの滝へと続いています。高さ30mの滝は、天然の滑り台を備えた爽やかな水場を作り出し、暖かい季節には水浴びをするのに最適です。緑豊かな植物に囲まれ、水の流れる音と鳥のさえずりが心地よい、魅惑的な場所でくつろぎましょう。ゴロの滝とも呼ばれるこの滝を過ぎると、第二次世界大戦の真珠湾攻撃後に日本人鉱夫がニューカレドニアを追われることになったため、放棄され閉鎖となった鉄鉱山の名残があります。

ヤテ湖で彩り豊かな風景を楽しむ

この地域には大きな湖が集中していますが、その中でもヤテ湖(ダム湖)はニューカレドニア最大の湖です。ダムの高台からは、湖水の深い青、ラテライトの土の鮮やかな赤、水平線に広がる周囲の森の青々とした緑が織り成す特徴的な色彩のパノラマを楽しむことができます。高さ45m、長さ64mの印象的なダムは、絵のように美しいハイキングコースの出発点にもなっています。午前中は霧がかかることが多いので、最も印象的な写真を撮るなら午後に到着するようにしましょう。

マドレーヌの滝の自然保護区を探索する

自然保護区域内で、ニューカレドニア固有の植物相のすばらしさと魅惑的な滝を発見してください。ここではニューカレドニアの鉱山地帯に生育する植物がユニークな景観を形成しており、区域内を蛇行する約2kmの植物学的遊歩道ではグランスッドに生育する多様な植物についての貴重な知識を得ることができます。旅のハイライトとなる滝は、絵のように美しい背景となり、記念写真を撮ればいつまでも美しい思い出を残すことができるでしょう。

ヤテのハイキングコース

グランスッドの自然の美しさを観察し、息をのむような絶景をゆっくり満喫するならハイキングが一番です。ヤテには標識の整備されたハイキングコースがあり、コースからはリビエルブルー、ヤテ湖、マキミニエ(鉱山地域に生育する植物)を見渡す贅沢なパノラマが楽しめ、リビエルブルー州立公園、ネチャ峠、アガチトレイル、ヤテ渓谷などを見ることができます。GR®NC1トレイルはヤテのコミューンを通り、緑豊かな植生の中や静かな川沿いに避難所があります。

ブラックバス釣り

ヤテ湖は、ブラックバス釣りの愛好家にとっての天国です。この外来種の増加を制限して淡水資源を保護するため、南州は環境法を改正し、ブラックバス釣りの規制を解除しました。このためブラックバス釣りは許可証なしにいつでもどこでも可能になりました。多くのサービス業者が本格的な釣りを体験するために必要な道具はすべて用意し、ガイドもしてくれます!

村の教会を訪ねる

トゥアウルーにはニューカレドニアの村の特徴である魅力的な小さな教会があり、隣接してサッカー場があります。この教会はニューカレドニア南部の歴史的建造物の中でも特にすばらしい建築として有名です。山々を背景に、白とパステルブルーのファサードに赤い屋根が映えるこの教会は絵のような美しさです。対照的に、ユニア族の教会はより壮大で活気に満ちており、宗教的な祝祭で中心的な役割を果たしています。毎週日曜日の朝にはミサが行われ、部族の日常生活を体験できるもうひとつの場所となっています。

「忘れられた海岸」でシーカヤックを漕ぐ

ヤテとティオの間に広がる手つかずの大自然、コート・ウブリエ(忘れられた海岸)に沿ってエキサイティングな旅に出かけましょう!このシーカヤック探検は時間の制約から逃れる4日間の旅で、ロビンソン・クルーソーのような冒険、星空の下でのキャンプ、手つかずの海でのシュノーケリング、釣りなどを楽しめます。このガイド付ツアーはあなたをグランドテールの最果ての地へと導きます。すばらしい風景の中で、最も人里離れたエリアを探索しましょう!

「ジット・イヤ」前のビーチでリラックス

ヤシの木立に囲まれ、自然の閑静さに抱かれた宿泊施設「ジット・イヤ」前のビーチは、グランスッドの島々やロワイヨテ諸島で見られるような未知の入り江の魅力を醸し出しています。のんびりと泳いだり、シュノーケリングでいきいきとした海洋生物を観察するのに最適で、ロビンソン・クルーソーのような冒険を楽しみたい家族連れや、静けさを求めるカップルにとってすばらしい行楽地です。ジットのテラスでコーヒーを飲みながら、ビーチや、そびえ立つ崖に縁取られたいくつもの入り江がある海岸線のパノラマビューをお楽しみください。

星空の下で眠る

星空の下で一晩を過ごしましょう!ニューカレドニアでは、ビバークは人気のあるアクティビティで、リビエルブルー州立公園では森の小屋という形式です。公園の入口にある「カバディエンヌ」と呼ばれるテントのようなキャビンでは、夜の森の音と雰囲気を感じながら眠ることができます。この一風変わった体験は家族連れにぴったりです!

フォーカス…

ヤテ

ニューカレドニアの最南端に位置する冒険の地ヤテは、自然保護区、手つかずの海岸線、類まれな生物多様性で有名なデスティネーションです!

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