保護された自然

地域によって風景や自然が異なるニューカレドニアの島々は、一度の旅行で複数回分の旅をしているように楽しむことができます。ユニークで豊富な動植物のおかげで、地球上で3番目に生物多様性が豊かなスポットとされているニューカレドニアは、アウトドア・アクティビティを愛する人々にとってまさにパラダイスです！

自然の中で

楽しみたいアクティビティ5選

乗馬

本物のブルサール（フレンチカウボーイ）のように、大平原、海岸や川沿い、高い尾根で乗馬を楽しみましょう。

自然公園を探検する

リビエルブルー州立公園、巨大シダの森公園、デヴァ地区は必見です。自然公園でアクティビティを楽しみ、たくさん新しい発見をしましょう。

カヤック

カヌーやカヤックを借りて、水辺からニューカレドニアを探索しましょう。

自然遊歩道をハイキング

たくさんの標識が整備されているトレイルで数時間、もしくは2つのGR（グランド・ランドネ）のトレイルを数日間歩き、自然に身を委ねましょう。

ニューカレドニア最南端のヤテにあるリビエール・ブルー州立公園の溺死林をマウンテンバイクで巡る。

マウンテンバイク・トレイルを走る

マウンテンバイクや電動自転車をレンタルして、大自然の中を自分のペースで走りましょう。

広大な群島・対照的な島々

1億8000万年以上前に超大陸ゴンドワナから分離したニューカレドニアは、世界から隔離され、単独で進化を続けてきた、地質学上興味深い島です。

18,750km²の広大な群島は、長さ450km、幅50km、島の中央部に標高1,628mの堂々たる中央山脈がある本島（グランドテール）と、そして南のイルデパン、東のロワイヨテ諸島、北のベレップ諸島という複数の島々から成っています。

ニューカレドニアは人口が多くありません（人口14人/km²以下）。その広大な自然保護公園は、西海岸の黄金色の草原、東部の山脈を覆う緑の森、南部の赤土など、さまざまな自然の色合いの中心です。ハイキングコースも豊富で変化に富んでいるので、人混みから離れた場所でエネルギーを充電するのにぴったりです。

保護されている固有の植物相

ニューカレドニア特有の金属を多く含む地質、隔離された土地、そして安定した気候は、驚くほど多様な、ユニークで魅力ある植物相を生み出しました。3,400種の植物の75%は固有種で、先史時代の植物も多数残っています。その独特さと、さらに保護が進む自然環境を探索しましょう。

中央山脈と東海岸にうっそうと生い茂る熱帯雨林には、カオリ、巨大シダ、アンボレラなど2,000種以上が生息しています。
固有種の割合が82％を超える鉱山低木「マキミニエ」は、深南部の乾燥した赤土の土地で多彩な茂みを形成しており、まるで別の惑星からやってきた植物のようです。
西海岸に点在する乾燥林は、火災や過去の伐採の後にカリステモンや固有種のヒルガオなどが希少で見事な花を咲かせています。
マングローブは海岸線に沿って広がり、陸と海の間にある空中庭園のようで、天然の海水フィルターや浸食防止の盾として機能しています。
サバンナはグランドテールの西部と北部の大部分を占め、ニアウリと呼ばれる耐火性の白い木が茂る広大な草原が広がっています。

のどかな陸上の野生動物

ニューカレドニアの陸上動物はそれほど危険ではありません。大型の肉食動物も毒蛇も潜んでいません！

そのため、68種の鳥類（ニューカレドニアを象徴するカグー、優れた知能をもつニューカレドニアカラス、カラフルなウベアインコなど20種の固有種を含む）、さまざまな爬虫類、4,000種以上の昆虫（食用にもなるイモムシ、巨大なココナッツグラスホッパーなど2,400種の固有種）を自由に観察することができます。

哺乳類では、果実を食べるオオコウモリだけが固有種です。グランドテールには、潅木地帯で繁殖した外来種、大型のルサジカと野生のイノシシもいます。