ニューカレドニアの新鮮な果物と野菜ニューカレドニアの新鮮な果物と野菜
©ニューカレドニアの新鮮な果物と野菜|S. Ducandas

特産品

ニューカレドニア

ニューカレドニアにご滞在中は、カレドニア最高のノウハウから生まれた、抜群の風味を持つ新鮮な食材を味わってください!

新鮮でおいしい特産品

ニューカレドニアは、水中でも陸上でも生態系が保たれ、温暖な気候に恵まれているため、抜群の味を持つ高品質の食品が生産されています。豊かな生物多様性を維持するため、生産者や農家は、自然と密接であることと季節を重視したノウハウを大切にしています。果物、魚、貝、肉、調味料…。ニューカレドニア旅行でぜひ味わっていただきたい特産品をご紹介します!

天使のエビ

(ブルーシュリンプ)

天使のエビは、ロブスターとラングスティーヌの中間のような高級シーフードで、独特の甘い風味があります。この希少な珍味は、特に日本の一流シェフに珍重されています。その色は、養殖場であるターコイズブルーの澄んだ海を反映しています。非常に長い触角と光沢のある藍色の尾を持つエビで、カルパッチョ、刺身、グリル、フランベなどで調理されます。ヌメアのマルシェだけでなく、スーパーマーケットでも買うことができます。このエビの親戚であるクリークシュリンプ(カワエビ)もカレドニアの人々に珍重されています。

ロブスター

丸みを帯びた青緑色の甲羅と黄色く尖った触覚をもつニューカレドニア産のロブスターは、最大級の種で12kgにもなります。ニューカレドニアのラグーンの暖かい海中でサンゴ礁の岩の中に隠れているこのロブスターは、年末に特に人気があります。クリスマスや元日の食卓ではロブスターが主役のひとつです。ヌメアでもブルスでもレストランのメニューにありますが、無人島で砂浜に足をつけて、ラグーンを眺めながら食べるのが最高の楽しみ方のひとつです。

マングローブ蟹

マングローブ林の干潟や、保護された湾の草地に生息しているこの甲殻類は、その薄さ風味豊かな身と栄養価の高さから珍重されています。この象徴的な資源の保存と繁殖のため、12月から1月にかけての休日は禁漁となっています。カナック文化の中で母から娘へと受け継がれてきた手釣りで捕獲されますが、これはマングローブと環境が健全に保たれているかを観察する漁法でもあります。ヌメアのレストランやブルスで、グラタンやカレーなどさまざまなレシピをお試しください。

アチャード

アチャードはアジア地域で一般的な料理で、レユニオン島、モーリシャス、そして太平洋諸島に広がっています。さまざまな野菜や魚介類をベースにスパイス酢で調理し瓶に入れた保存食です。野菜、カニ、ロブスター、そしてニューカレドニアだけのレシピであるトロカス・アチャードは、形も大きさもいろいろです。カレドニアの食卓に欠かせない郷土料理であるアチャードは、前菜として、また各種料理の付け合せとして愛されています。

ルサジカ

ルサジカにはさまざまな調理法があります。サラダのマリネ、煮込み、カルパッチョ、テリーヌ、またソーセージを食前酒のつまみにしたり、ジューシーなブロシェット(串焼き)やソーセージをバーベキューで楽しみます。その肉は美味で柔らかく、フランス本土の鹿肉よりもずっとマイルドな風味で、ヘーゼルナッツの香りがします。ブルサールの主要料理のひとつで、ブーライユ・フェアやブルパリ・フェアのようなブルサール地方の見本市の試食ブース、レストランやターブルドットで味わうことができます。

ココナッツ

食物繊維が豊富で新鮮なココナッツは、カレドニア料理の定番食材です。果肉、ミルク、ココナッツウォーター、オイル、パウダー……ココナッツは、料理にも、料理の付け合せにも、飲み物にも、デザートにも、さまざまな形で使われています。例えば、ココナッツミルクで炊き上げた米「リ・ココ」はほとんどの料理に合います。散策の後、喉の渇きを癒すために採りたてのココヤシを味わってみてはいかがでしょう。スーパーマーケットや食料品店では、すりおろされたココナッツや缶詰を購入することもでき、食べればすぐにバカンス気分に浸れるでしょう。

リフー島の

バニラ

1860年にリフー島に移入されたバニラは、今や島の文化遺産の一部として知られています。バニリンの含有量が非常に高く、100%天然のこの特別なバニラは、今日、島の名物となっています。滞在中にバニラ農園を訪れて、この植物の繊細な栽培過程をご覧ください。魚料理に添えるソース、バニラ風味のクリームブリュレなどにバニラは欠かせません。

ハチミツ

豊かな生物多様性と高い能力をもつミツバチの働きにより、ニューカレドニアで生産されるさまざまなハチミツは非常に高品質です。定期的に農業コンテストで表彰されており、特にロワイヨテ諸島のハチミツは非常にマイルドな味わいでカレドニア人に好まれています。グランドテールのハチミツはしばしばニアウリの香りがし、マングローブから採れる希少なハチミツは塩味を感じます。マルシェやスーパーマーケット、食料品店で瓶詰めのハチミツを見つけることができます。

イモ類

今も国によっては、ヤムイモマニオクタロイモサツマイモがジャガイモの代用として料理に使われています。ニューカレドニアでは、ヤムイモはカナック文化を象徴しています。市場的・社会的価値があり、一族を結びつけ、慣習的な儀式や大きな行事にはなくてはならない食材です。副菜としてココナッツミルク煮、グラタン、フライなど、多くのレシピがあります。カナックの伝統料理であるブーニャは、ココナッツミルクとヤムイモなどの食材をぐつぐつ煮込んだ料理です。

パパイヤ

熟せばフレッシュジュースやフルーツサラダに、青いうちはサラダやグラタンなど野菜として食べられるパパイヤは、太平洋地域の食卓には欠かせません。葉や花も食用になります。食物繊維とビタミンが豊富ですが、青いパパイヤは食べ過ぎないよう注意してください。

地元の生産物はどこでみつけることができますか?
  • マルシェで

    各地のマルシェ、特にヌメアのマルシェは、獲れたてのカニやエビなどのシーフードを買うのに絶好の場所です。市場内の屋台では、さまざまなトロピカルフルーツ、肉、ハチミツ、アチャードの調理品も売られています。あっという間にすべてを手に入れられる場所をお探しなら、ヌメア・ポートモーゼルのマルシェへ

  • 生産者のもとで

    実際に生産者のもとに行き、見学したり、品物を購入するなどのエキサイティングで温かい交流を楽しむのはすばらしい体験です。多くの農園では、訪問者に門戸を開き、農産物の直売を行ない、家畜の飼育場や畑を見学する機会も多くあります。バニラについて知りたければ、ロワイヨテ諸島のバニラ農園やリフー島のメゾン・ド・ラ・バニーユを訪れることをお勧めします!

  • レストランで

    ニューカレドニアのおいしく繊細な料理を味わうなら、ヌメアのレストランへ。オセアニアの風味とシーフードのマリアージュ、イモ類の付け合わせの繊細なアレンジ…。味覚のご馳走は前菜から始まります!ブルスや島々で、典型的な郷土料理や季節の料理を新鮮なうちに味わいたければ、迷わずターブルドットを選んでください。ご自宅で再現できるレシピのアイデアもきっと見つかるはずです!

  • 地元のフェアやフェスティバルで

    一年を通して各地で開催されるフェアやお祭り、祝祭も、地元の特産品を味わい、持ち帰るチャンスです。特にファリノとブーライユは、地元の上質な農産物で有名です。ファリノで開催されるイモムシ祭りは、ククイの木に生息するイモムシを味わえる珍しい機会です。ぜひお試しください!

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