ダイビング
ニューカレドニアダイビング
初心者もベテランダイバーも、コーラルリーフ、パッセージ、ドロップオフに隠された壮大なサンゴ礁の中で繁栄するいきいきとした海洋生物に喜びを感じることでしょう。生物多様性のサンクチュアリーとして国際的に高く評価されているニューカレドニアは、ダイビングのスキルを向上させるのに最適な環境を提供しています。私たちと一緒にニューカレドニアで必ず訪れたいダイビングスポットを見つけましょう。
ブーラリ/ダンベアのパス
これらのポイントでは、魅惑的なドリフトダイビングが楽しめます。また潮の満ち引き具合によっては、海洋生物が集中しているのを目撃することができ、サメ、マンタ、イルカ、ジュゴンなどが見られます。ダンベア(シグナル島の近く)はオグロメジロザメの群れで有名で、ブーラリ(アメデ島の近く)では一年中マンタに出会えます。
難破船ディエッポワーズ号
ブーラリパスとアメデ島の間に位置するこの沈没船はニューカレドニアで最も有名な沈没船のひとつです。1988年に意図的に沈められたこの船は水深26mにあり、オニヒラアジやツバメウオ、スズキ、ウミウシなどの海洋生物が生息しています。この豊かな生態系はダイバーのパラダイスです。
ダイビングの締めくくりに、ニューカレドニア海洋博物館を訪れましょう。この難破船の歴史が説明されていて図解もあります。
ヤンゲンの大聖堂
ヤンゲンの大聖堂は、色鮮やかなゴルゴニアンサンゴで飾られたドロップオフに出る前に、断層やトンネルを通り抜ける、ダイバーを魅了する壮大で有名なダイビングスポットです。珊瑚の起伏と常住している小型の生物で知られていますが、沖合ではマグロ、キングアジ、オグロメジロザメなどの外洋性生物がしばしば目撃されています。
ダイブセンターを探す
パスカリーヌ
このスポットはニューカレドニアで最大級のゴルゴニアンサンゴ群生地です。断層、アーチ、渓谷からなる多様な水中地形は、小さい魚、サンゴ、ウミウシ、イソギンチャク、色とりどりの軟質サンゴを魅惑的な光の中で見せてくれます。
デヴェール・パス
グランドテールの北、クマックには水中での楽しい驚きがあります。洞窟や空洞が迷路のように入り組んでいるデヴェール・パスを探検するには、懐中電灯が必要です。外洋性の魚に注意してください。
ゴルゴーヌ・リーフ
サンタル湾の北に位置し、巨大なサンゴのアーチでいくつかのサンゴの地層がつながっています。ここはイソマグロ、カサゴ、あるいはレオパードシャークを見つけるのに理想的な場所で、写真家たちを喜ばせています。
ゴルゴニアン・バレー
イルデパンは、多彩なダイビングスポットがありダイバーが集まってきます。ゴルゴニアン・バレーは、サンゴの森、多数の断層、豊富な海洋生物がいる特別なスポットとして際立っています。原始的なサンゴで飾られた見事なドロップオフが特徴です。このサイトはヒョウザメとピグミーシーホース(タツノオトシゴ)で有名です。
ガジ洞窟
洞窟ダイビングの愛好家は、イルデパンのこのすばらしいスポットを大切にしています。光やサンゴの起伏がゆらめいて見える中、ヒョウザメ、タツノオトシゴ、イノブタウオなど、多種多様な生物を間近で観察することができます。
グリーン島パス
ブーライユからボートで20分、ラグーンの外側にあるこのダイビングスポットは、サンゴ礁によって貿易風から守られています。浅いターコイズブルーの海には多くの魚類、季節によっては、ネムリブカ、ヒョウザメ、スティングレイ、ヒョウモンオトメエイ、ナポレオンフィッシュ、カメ、ジュゴンなどに遭遇することもあります。外側のパスには、曲がりくねった渓谷や色鮮やかなサンゴで覆われた洞窟があります。またシャーク・パスでは、サンゴ礁の美しさや外洋性生物の多様性を楽しむことができます。
プロニー湾
グランスッドのプロニー湾では、他の地区のサンゴ形成とは異なり巨大な煙突のような構造をしている場所があります。水深38mから始まり水深2m程度まで伸びているこのユニークなポイントには、二枚貝やドジョウ類など数多くの魚類が集まっています。
- ダイビングのベストシーズンはいつですか?
ダイビングは一年中楽しめます。地元のダイバーは27~28℃の熱帯の海に慣れています。涼しい季節(4月~9月、22~23℃)には海水が少し冷たく感じるかもしれませんが、この時期は素晴らしい透明度(30~40m)です。さらに、7月中旬から9月中旬にかけては、ボートで移動中にクジラを見つけるチャンスがあるかもしれません。この期間は5mmのウェットスーツを着用することをお勧めします。
- 水中では何が見えますか?
バリアリーフの状況が良好なので、巨大な扇型のサンゴ、色とりどりのサンゴで飾られた急なドロップオフ、多様な海洋生物を特徴とする数多くの素晴らしいスポットがあります。パスはサメとマンタも惹き付けています。
- ニューカレドニアのダイブセンターはどのようなものですか?
ダイブセンターは、さまざまな認定機関や国際連盟(PADI、SSI、CMASなど)に加盟しており、ニューカレドニア各地に分布しています。これらのセンターは組織化されており、資格を持ったインストラクターが常駐し、すべてのレベルのダイバーに適したサービスを提供しています。グランドテールとイルデパンには、質の高い設備と安全プロトコルが整っています。ヌメアの病院は欧米の基準を満たしており、高気圧室を含む近代的な設備が整備され、減圧症になったダイバーの安全を確保することができます。
- 器材は持参したほうがいいですか?
ダイブセンターでは、器材のレンタルサービスを提供しています。自分の器材を持参したい場合は、出発前に必ず航空会社の手荷物規定を確認してください。ログブックとダイビング証明書をお忘れなく。
- ダイビングの前後に飛行機に乗ることはできますか?
到着後、早くダイビングしたい気持ちになりますが、本格的なダイビングを楽しむためにはフライト後はゆっくりと休息をとることが欠かせません。またダイビング後に飛行機に乗る場合、フライト前の待機時間はダイビングの深度や潜水時間の蓄積によって異なります:
- 減圧なしで2時間未満のダイビングの場合は12時間
- 深いダイビング(15m)や1日に複数回のダイビングをした場合は24時間
フライト前の休息と水分補給は重要です。特にイルデパンから出発するフライトの場合は、ダイビングセンターのアドバイスを受けるようにしましょう(午前中にダイビングをする場合は、できるだけ帰国便の出発時間を遅くしましょう)。