ニューカレドニアのコロニアルハウスニューカレドニアのコロニアルハウス
©ニューカレドニアのコロニアルハウス|Oneye Production / NCT

歴史文化遺産

ニューカレドニア

ニューカレドニアの歴史文化遺産の豊かさ、多様性、すばらしさを探究する旅に出かけましょう。ニューカレドニアが誇る魅惑的な史跡やモニュメントを見学しましょう。

史跡とモニュメント

ニューカレドニアには、有名なチバウ文化センターをはじめ、豊かな歴史的・文化的遺産を探究するための優れた博物館がありますが、訪れるべきは博物館だけではありません。グランドテールとその周辺の島々には、歴史的建造物や劇場が点在し、数多くの文化イベントが開催されています。これらの今も生きている歴史文化遺産は、展示会、パフォーマンス、伝統的なお祭りの会場としてますます大切にされています。さらに、文化遺産月間には、あまり知られていない魅力的な場所が一般公開され、ガイドツアー、ショー、展示会、会議などが開かれます。ニューカレドニアで選りすぐりの歴史文化遺産を探索して、心を刺激されるような感動を経験しましょう!

ココティエ広場

ヌメア

19世紀後半以来、ココティエ広場ヌメアの中心であり、現在は中央に音楽堂と噴水のある、活気ある歩行者専用広場となっています。2022年6月、ジャン=マリー・チバウとジャック・ラフルールの歴史的な握手を記念する象徴的なブロンズ像がここに設置され、平和の象徴となっています。広場を散策したり、華やかなフランボイヤンホウオウボクの木々の下でくつろいだり、地元の人たちに混じって芝生やベンチでランチを楽しんでみましょう。

テアトル・ドゥ・リル

ヌメア

ヌメアの繁華街から少し離れたヌーヴィル半島にあるこの建物は、もともとは教会として建てられたもので、長い年月をかけて劇場へと姿を変えました。石細工と複雑なコーニス(壁や軒の上部などに付けられた帯状の装飾)が魅力的な建築物です。旧ヌー島の史跡も探索してみましょう。

シャトー・アゲン

ヌメア

ヌメアの中心に位置するシャトー・アゲンの敷地には、歴史ある豪邸(ヴィラ・デュ・バニアン)、メゾン・タラニャ、アーティスト・レジデンス、厩舎、さらに展示スペース、円形劇場、教育用菜園等を備えた広大な公園があります。シャトー・アゲンはコロニアル様式の邸宅で、現在は年間を通して展示会、ショー、コンサート、イベントを開催する、活気ある文化センターへと発展しています。

テランバ要塞

モアンドゥ

モアンドゥの丘から海を見下ろすテランバ要塞は、重要な歴史的建造物であり、ゴルチエ・ド・ラ・リシュリー総督時代の刑務所と管理棟も残っています。大規模な修復作業を経て、現在は常設展示のある博物館となっており、家族連れに理想的な観光地です。

アメデ灯台

ヌメア

1862年ロンドン万国博覧会の会場で展示された高さ56mの鋼鉄製灯台は、細心の注意を払って1,265個の部品に解体され、10ヶ月かけてアメデ島に移送後再び組み立てられ、世界で最も高い金属製灯台のひとつとなりました(高さではオランダのランゲ・ヤープに次ぐ)。247段のらせん階段を登り、頂上からラグーンとサンゴ礁の息をのむようなパノラマをお楽しみください。この自然保護区では、ビーチでくつろいだり、ターコイズブルーのラグーンに浸ったりすることができます。

ヌー島歴史資料館

ヌメア

ヌメアでは、旧ヌー島史跡に刑務所、司令官の家、囚人の製パン所、礼拝堂、作業場があり、ヨーロッパ人の入植が始まった頃の様子を知ることができます。現在、囚人の製パン所が博物館となっています。ツアーでは囚人や監督官の生活をたどり、流刑地時代の歴史を掘り下げます。ヌーヴィル半島(旧ヌー島)には歴史的建造物が多く存在し、特にテアトル・ドゥ・リルと現在ニューカレドニア大学の法律・経済学部が使用している旧工房が有名です。

サン・ジョゼフ大聖堂

ヌメア

ヌメアの高台にそびえ立つサン・ジョセフ大聖堂は、約1世紀前に建てられた宗教的な礼拝所です。リブ・ヴォールト天井(リブを用いたアーチ天井)、ステンドグラスの窓、使徒の絵など、その壮麗な建築は見る者を魅了します。ガイド付ツアーでは、年代を経た本物のオルガン、シャンデリア、その他の細部の装飾もお見逃しなく。

メゾン・セリエール

ヌメア

ヌメアで最も古い地区のひとつにひっそりと佇むメゾン・セリエールは、一般公開されている数少ないコロニアル様式の住宅です。その典型的な建築、アンティークの調度品、美しい庭園は、訪れた人を過去へといざないます。ガイド付またはセルフガイドのツアーで、そのコレクションや企画展をじっくり見学しましょう。1930年代の佇まいが残るフォブール・ブランショ地区の散策も合わせて楽しんでください。

鉱山博物館

ティオ

東海岸のヌメアから車で2時間のところにあるティオは、ニューカレドニアのニッケル採掘の歴史において重要な役割を果たしました。鉱山博物館はニッケル採掘を行うソシエテ・ル・ニッケル(Société Le Nickel)社の旧所長宅にあり、古い蒸気機関車やケーブルカーの鉄塔など、この地域の豊かな鉱山遺産を見学することができます。

日本人坑夫の歴史的なパネルも展示され、貴重な歴史的情報を公開しています。

ノートルダム・ドゥ・ルルド

リフー島

リフー島にあるノートルダム・ドゥ・ルルドは、捕鯨船への感謝を示す贈り物として建てられた礼拝堂で、7月中旬から9月中旬まで、ホエールウォッチングに理想的なパノラマを楽しむことができます。ステンドグラスの窓と木製の天井が特徴で、シンプルながら魅力的な建築です。島々やグランスッドにある教会も、それぞれユニークな建物なのでぜひ訪れてみてください。

同じような場所としては、高さ3.5mのピンク色の花崗岩の像、ノートルダム・デュ・パシフィクが紺碧色の岩の上からヌメア湾を見下ろしています。ブーライユのグアロ湾の高台には船を見守っているノートルダム・デ・フロットがあり、そこからはロシュペルセビーチとネラ川を一望できます。

ヌメア市立博物館

ココティエ広場の近くに位置するこの19世紀植民地時代の建物は、1874年にニューカレドニア初の銀行として建設され、後に市庁舎として使用、現在は博物館となっています。1900年代の建築と調度品が美しく保存され、ヌメアの歴史を知ることができます。

ヴァオ教会

イルデパン

イルデパンのヴァオ村の中心には、島のシンボルである壮麗で色鮮やかな教会が建っています。ステンドグラスの窓と木製の天井が美しい魅力的な建物です。近くには、絵のように美しい村の景色を眺めることができる司祭館やノートルダム・ドゥ・ラ・サレット聖堂があります。

プロニービレッジ

モンドール

ヌメアから1時間20分のところにあるプロニービレッジは、ニューカレドニアの流刑地の歴史を保存しています。巨大なガジュマルの木に囲まれた、最初の伐採流刑地採掘小屋のなごりを散策してみましょう。見学会が定期的に企画されており、参加すればこのユニークな場所の魅力に触れることができます。

閉じる