サント・マリー都市公園

2019年12月に開園したサント＝マリー都市公園は、ヌメアの中心に位置する自然の楽園です。都市とマングローブに囲まれた3ヘクタールの広大な敷地には、あらゆる世代が楽しめる多彩なアクティビティが揃っています。

自然に興味のある方は、環境や地元の生態系について学べる生物多様性の館を訪れることができます。さらに、2021年に開通した遊歩道を渡ると、マングローブの中を進む散策路へと続き、豊かな自然に浸ることができます。公園内には2つの木製桟橋が設けられており、水辺の動植物を観察するのに最適なスポットです。

レジャーエリアには、子ども向けの木製遊具や400㎡の巨大クモの巣型クライミングネット、屋外フィットネス設備、テックボール台やスラックラインの設置が可能な遊び場、さらにはチェス台も備えられています。さらに、マングローブを背景にした野外劇場では、コンサートやパフォーマンスなどのイベントが開催されます。

訪れる人々は、ピクニックテーブル、日陰のベンチ、そしてマングローブを望むデッキチェアでくつろぐことができます。また、軽食やアイスクリームを楽しめる売店も併設されています。

環境保全への取り組みの一環として、公園には海岸地域に適した200本以上の樹木が植えられ、公園内の建物は熱帯バイオクライマティック建築の原則に基づいて設計されています。また、公園はピエール・ヴェルニエ遊歩道の歩行者・自転車道と接続されており、気軽にアクセスできる自然豊かな憩いの場として最適な場所です。